2024.06.01
毎年6月になると、「くしゃみが止まらない」「咳が出る」「目がかゆい」など、風邪でも花粉症でもないアレルギー症状に悩まされる人が増えてきます。実はこれ、「梅雨アレルギー」とも呼ばれ、湿気とカビが大きく関係しています。
この記事では、梅雨時期にアレルギー症状が悪化する理由や、その原因となるカビと湿気の正体、そして家庭でできる具体的な対策法についてわかりやすく解説します。
カビそのもの、あるいはカビが出す胞子(ほうし)が空気中に浮遊し、それを吸い込むことで気管支喘息、鼻炎、皮膚炎などの症状を引き起こします。特に梅雨時期はカビの繁殖に最適な「湿度60%以上・気温20~30℃」が続くため、室内の空気がアレルゲンだらけになるリスクが高まります。
見えない場所にも注意!
カビは目に見える黒ずみだけではありません。以下のような場所にも潜んでいることが多いです
エアコンの内部
押し入れやクローゼットの壁
浴室や脱衣所の天井
カーテンや家具の裏
梅雨の湿気はカビだけでなく、ダニの繁殖も後押しします。ダニの死骸やフンも立派なアレルゲン。湿度が高いと布団やソファ、カーペットにダニが急増し、アレルギー症状をさらに悪化させる要因となります。
除湿機やエアコンのドライ機能を活用
湿度計を設置し「見える化」
定期的に掃除&換気
天井・壁際・押し入れの奥など要注意
週1でシーツやカバーを洗濯
天日干しまたは布団乾燥機の活用
フィルター掃除だけでなく、プロのクリーニングでカビを除去
原因調査と、必要に応じてアレルゲン検査や環境リセット清掃を検討
家庭での対策にも限界があります。特にアレルギー症状がひどく、原因が特定できない場合は、専門会社によるアレルゲン検査・除去作業を検討するのが安心です。科学的な検査と除去によって、目に見えないリスクを可視化し、根本から解決することが可能です。
アレルギーの原因は花粉だけではありません。梅雨という「湿気の季節」こそ、見逃せないアレルゲン対策が必要です。正しい知識と適切な対策で、ご家庭の空気環境をクリーンに保ち、健康的な生活を守りましょう。アレルケアクリーンでは、アレルゲンの特定調査や徹底的な対策を行っておりますので、周辺環境の対策でお悩みの方は、一度ご相談ください!