除去後の調査と予防提案

見えないアレルゲンがどこまで減少したのかを「見える化」

ハウスダスト(ダニ、カビ、花粉、ほこりなど)のアレルゲンは肉眼で見ることができないため、自分で清掃したりハウスクリーニング業者に依頼しても、イマイチ効果がわかりません。そんなお客様のために、アレルケアクリーンでは室内環境がどう変化したのかを理解してもらうために、除去作業後に再調査を行います。その結果を見ていただくことで、空気汚染されていた室内がリセットされたことがわかります。

落下菌検査・室内環境測定で汚染レベルを確認

除去作業前に行った調査と同様に、もう一度落下菌検査と室内環境測定を行います。この2つの調査によって室内に浮遊するアレルゲンのレベルを特定することが可能です。もし、除去作業前後の検査結果が環境レベル2(アレルギー症状が出ない環境)まで菌の減少がされていない場合は、再度除去作業を行います

落下菌検査・室内環境測定で汚染レベルを確認
落下菌検査・室内環境測定で汚染レベルを確認

再調査の結果を報告書でご提出

お客様には再調査後に報告書をお渡ししております。アレルゲン除去を行って室内環境がどう変化したのかを写真や数値などを掲載し、しっかりと目に見えないアレルゲンが除去されたことがわかるような報告書になっております。

再調査の結果を報告書でご提出
再調査の結果を報告書でご提出

室内環境を維持し、空気汚染しないよう予防策をご提案

これまでの調査から、お客様の家でアレルゲンが何を要因として発生・繁殖しているのかを特定しています。その結果に基づいて、室内環境をリセットした後にこのまま清潔な環境を維持していくための予防策をご提案しています。また、アレルケアクリーンでは、国際的な衛生管理法HACCPの上級コーディネーターと、病院の衛生環境を保つための病院清掃受託責任者の資格保有者が在籍しているため、衛生環境を保つことについての専門知識からも予防策についてお話をさせていただいております。

室内環境を維持し、空気汚染しないよう予防策をご提案
室内環境を維持し、空気汚染しないよう予防策をご提案

自分でできる!

アレルゲンによる
空気汚染を防ぐ予防策

換気を行って室内の
空気を入れ替える

空気の中に含まれる菌が停滞することで体内に取り込み、症状が出てしまいます。そのため、定期的な換気を行うことで、汚染された空気を外に出し、新しい空気を室内に取り込むことができます。

日光を利用して殺菌を行う

太陽光には乾燥と殺菌の効果があるため、カーペット・カーテン・寝具などを日光に当てることでそこに潜んだカビやダニなどを死滅してくれます。日光が当たったところは湿度が下がるため、防カビ効果にも期待できます。

湿度を抑えてカビの発生を抑える

カビの75〜90%は水分で形成されているため、湿度が60〜80%になってしまうと高湿度で活性化するクロカビ、ススカビ、アカカビなどの好湿性カビが発生し、繁殖してしまいます。そのため、湿度は高くなりすぎないよう抑える必要があります。

こまめな清掃で
ダニの死骸・フンを除去

ハウスダストの中に含まれるダニ(チリダニ)は、0.2〜0.4mm程度の大きさなため、肉眼で見ることは困難です。そのため、目に見えないダニの死骸やフンによって室内環境が汚染され、アレルギーを引き起こしてしまいます。それらを除去するためにはこまめな清掃は有効です。

カーテン・服などの布製品への
こまめな清掃で花粉を抑える

花粉はカーテンや服などの帯電しやすい布製品に付着しやすい性質を持っています。そのため粘着式クリーナーを使ったり、静電気防止のスプレーをかけることで、花粉がついても定着を防ぎ、花粉の量を減少させることができます。

POINTイラスト

湿度に注意!世界的に問題になっている
「ダンプネス」

家が高湿度環境になっていることを「ダンプネス」と言います。このダンプネスの状態になっている家は、カビなどの菌が繁殖し、建物を痛めてしまいます。近年でも研究は進められていますが、ダンプネスは呼吸器症状や喘息症状を3〜5割増加させる要因とも言われており、水漏れ・カビ臭さなどの発生数が多い家ほどシックハウス症候群の症状が発生しています。すでにアレルギー症状の出ている方は、換気などで外気との空気を循環させ、できるだけ湿度を溜めないようにすることが大切です。

まとめ

アレルケアクリーンではアレルゲンの種類に合わせた薬剤を散布してアレルゲンを除去したのちに、どこまで室内環境が変化したのかを確認するための再調査を行っています。また、専門知識や研究結果から清潔な室内環境を維持するための予防提案も行っています。アレルケアクリーンがこれまで行ってきた事例や、作業の料金については以下のページでご紹介していますので、ぜひご確認ください。